達成感は学習の原点。達成感を育成すしょうる小学生専門指導塾、寺子屋一心舎。
生きる力-主体性-達成感

目標と努力と達成感

何をもって「楽しい」と感じるか。そのレベルUPこそが向上心へと繋がります。


子供の成長において「楽しむ」という事は、何事においても最も簡単な子供のモチベーションUPツールと言えるでしょう。

 

幼児期においては、この「楽しむ」という事の因子は大抵同じなのですが、学童期後半ともなると個人差が生じます。個性と言えばそれまでかもしれませんが…、中には殆どの子供が嫌う「勉強」を楽しいという子供もいますし、キツイ野球の練習を楽しいという子供もいます。そこには普通の子どんな「差」があるのでしょうか?

 

では、大人に置き換えてみましょう。まず、頑張って仕事をする事が「楽しい人」と「仕方なくやっている人」に分けてみます。当然楽しく仕事をする方が良いに決まってます。次に「仕事が楽しい人」を分類すると、一般的には「お金が儲かる事が楽しい」から楽しく仕事をする人と「仕事自体が楽しいから」楽しく働く人とに分けられます。これについては良い悪いは付け難いでしょう。しかし、この双方とも言える事は、「仕事」という「難局」を楽しんでいる事です。その先には何があるのでしょうか?ひとえに「目的」と「達成感」です。これは、レベルの高い人種が集まれば、より高いレベルでの「目的」と「達成感」を共有する事ができます。そして、その目的を努力し達成した経験こそが、次への「向上心」と、「楽しみ」へと変化していきます。このサイクルを知っていればどんな課題へも楽しく取り組んでいく事ができるのです。

 

子供も同様です。「学習」は子供が幼少期から学童期へ成長するにあたって、最初に出てくる困難な壁であると言えます。しかも、それを強要されれば猶更の事。ここで、重要となるのが、これまでに「勉強」以外でどれだけ自分の力で困難を乗り越えて「達成感」を感じてきたかという「経験」です。些細な事にでも「目的」を持って「努力」し「達成」したという経験があれば、「勉強」にも立ち向かう精神力を持つ事ができます。そして、そのサイクルは向上心と共にどんどん高いレベルへと上がって行きます。中学入試をする子供達は皆な勉強が好きかというと、実はそうでは無く「目標の中学に入りたいから」「親を喜ばせたいから」「友達より良い点を取りたいから」…、これは全て「目的」を持っております。勉強が目的ではありません。

つまり、小学校高学年の頃までには、目的を持って真剣に努力をし何かを達成するという事に「楽しみ」を感じられるような教育をする事がその子の将来にとってとても重要な事なのです。

 

大人の世界でも、強い大きな「夢」を持った人は、必ず「努力」をします。それが無い人がその人に勝つ事はないでしょう。


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