自立心を育成する小学生専門塾、寺子屋一心舎
生きる力-主体性-自立心

「決まり事」から「自由な環境」へと

小学生が成長する過程に合った、教育/学習指導を


自立心は、幼児期3歳前後より芽生え始めます。自分で何かをやってみたいという本能とも言えるでしょう。この能力は、人間形成において非常に重要な役割を果たしており、家族や社会コミュニティーへの依存と自立が両立してこそ、そのコミュニティーにおけるアイデンティティーを認識/確立できるのです。

 

そして、現代この自立心を持てない子供がそのまま成長し、社会的に大きな問題を引き起こしております。当然、引きこもりやニートなど社会へ順応できない人間を挙げる事ができますが、それだけではなく、一般の社会人の中にも自立でいない大人が沢山いるのです。常に与えられた仕事しかできず責任回避をする大人はその顕著な例と言えます。これは、自立をさせてあげられなかった親の責任が重大と言えるでしょう。

実はこの自立心は知能神経系統の発育に左右されており、幼児期に芽生えるという話しをしましたが、逆に言うと学童期を境にその成長の根幹部は殆どが収束すると言われております。つまり、小学生での教育が重要と言え、それは学習という教育素材が最も影響します。

 

小学校低学年(2年生程度)までは、まだ幼児からの成長段階にあり、ようやく人と一緒に遊ぶという事が楽しく思えるようになる段階です。勉強方法も決められた内容を「与える」事で、それをやれば「褒められる」てうれしいという程度と言えます。しかし、このままでは困ります。小学校高学年では、大人にとやかく言われない自由な遊び環境を望むようになります。それが正常で、思春期になれば、家と外とでは全く違った顔となります。そこでは与えられた事をやるだけでは、楽しみを感じなくなります。そこで必要になるのが、「自立心」と「達成感」です。人との競争や自らチャレンジし成果を出すという事に満足感を感じるようになるのです、そうなるよう成長しなければならないのです。

この移行期が小学校中学年と言え、この時期に子供には辛い事かもしれませんが、自分で判断し責任をもって乗り越え成果を得る喜びを教育する必要があるのです。それが「自立心」の育成と言えるでしょう。自立心が成長すれば、「勉強」という子供が一番回避したい難局へもチャレンジをし成果を出すというモチベーションへとつながっていきます。

 

多くの親御さんは、幼児期はこの主体性を尊重し、子供が何かができるようになると嬉しく感じ、努力させるよう主体性の育成を重視するのですが…。小学校になると、勉強を「させる」、習い事を「させる」と「させる」事ばかりで、「できた」か「できなかった」事を重視するようになってしまいます。「できた達成感」も大切な事ではありますがが、それまでの過程で「自分で考えて・判断して・努力する」という事も注視する必要があるのではないでしょうか。また、もう一つの側面では勉強はさせるのにそれ以外の事は「子供がやりたくないって言うので…」と、子供の言いなりとなるケースもあります。子供は好き好んで苦難には向かいません。それは勉強でも一緒です。勉強以外の事で苦難に打ち勝つ自立心を育てないで、勉強という苦難に打ち勝てるでしょうか?

 

勉強も同様、答えが間違っていても、わかない問題を1時間、2時間考える事が最大の「勉強」となります。自立できずに分からない問題があれば直ぐに諦めて答えを聞く子と、2時間でも3時間でも考えてみる子…。将来、どれだけの差が付くかは、想像が付く事でしょう。

 

 

寺子屋一心舎では、学習・教育面においてこの自立心の育成を重視しております。主体性の育成において、自立心は最重要といえるでしょう。何事も自己判断を仰ぎ、それが本当に正しいのかを考えさせ、責任を持たせるよう指導しております。


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