判断力が及ぼす学習への影響。判断力を育成する小学生専門塾、寺子屋一心舎。
生きる力-主体性-判断力

責任を持って、判断させる勇気

子供が親の判断を仰ぐのは責任転換


 「判断力」は、幼児が学童へと成長する過程で重要視される「主体性」の中でも、非常に重要な能力と言えます。いつもいつも、大人の言うことばかり聞いて育ってきた子供は、当然自己判断が必要とされる社会人としても、その成長過程における学習面においても大きな問題が生じてきます。

 学習面という側面では、判断力の低い人はわからないことが出てきたら人に聞くという習慣があり、問題を自分で考えて解決するという能力に欠ける傾向があります。自分で考える力が育たないので、教えられたことしかできないという性質を持ち、中学~高校生当りで大きな学力差が出てきてしまうのです。致命的学習習慣の欠陥と言えます。

 

 この能力は、小学校に入った辺りから一般的には成長が著しくなります。幼稚園や保育園と異なり、子供達だけで学校に通ったり、生活をする時間ができるような環境で、育成されると考えて宜しいかと思います。こうした環境下では、子供が自分で考えて答え出す、つまり判断をする機会が増えてくるからなのです。

 しかし案外子供達は大抵、そうした場では正しい判断をすることが多いです。赤信号は止まります。通学路を外れることなく帰って来ます。しかし、家に帰ると途端に、幼児に還ります。それは、甘え以外の何物でもありません。勿論、甘えさせることも重要なことですが、小学校2年生ぐらいまでには、学校から帰ってきたら自分で宿題をやる程度の習慣と判断力の育成が必要といえるでしょう。しかし、これには結構なトレーニングもまた必要となります。子供のわがままを少しづつ自己判断させる必要があります。時には、その判断で失敗をさせる勇気も必要でしょう。可愛がり過ぎ注意ということです。

 

 寺子屋一心舎では、子供の主体性を重視し、自己判断を尊重します。間違っていれば、自己責任ということで腕立てなどの罰則を付けたりもします。こうして、些細な責任感を与えることで、自分が判断するという習慣を付けて行きます。また、自分が判断してはいけないことも同時に指導することで、考える力を養っていきます。そして、またこの考える力が学習能力向上へと繋がり、判断力という側面では、テストの見直しの際の精度があがるよう指導へとつなげております。


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