学童期こそ、主体性を育てる重要な時期
生きる力-主体性の育成

主体性は小学2年生から

判断力・自立心・意志力・チャレンジ力・達成感…


 「学問のススメ」(福沢諭吉)の中で、福沢諭吉が学問の目標として書いた文に、「学問の目標とは、”個と国家の改革”であり、新しい日本を、日本人の手でつくる時代が再びおとずれる。」という言葉があります。これは、明治維新これまで300年間の徳川家の一党による政治により、国民が国を作るという意識がなくなってしまい、欧米に対抗できなくなってしまった愚かな国民の意識を改革する為に、学問が必要だと説いております。当時、そこで当事者意識をもち、主体的に改革に取り組んだ有能な日本人が、難局を打開し明治維新を成し遂げております。

 

 では、現代社会ではどうでしょうか?誰もが学校に行ける時代で、情報が溢れ、殆どが「教えられた学習」となってしまっております。少なくとも自ら進んで「学習」をする子は少ないでしょう。それどころか、便利すぎる平和な社会が「難なく暮らせる社会」を形成し、昔は自然と発生する「壁」(難局)が、今では、親の手で与えないといけないなくなっているのです。

さらに、核家族化・地域コミュニティーの衰退など子供を取り巻く環境の変化は、「子供が自分で何かを考え実行する」環境を子供から奪い、すなわち主体性の無い人間を育ててしまっているのです。学力低下にも大きく影響をしております。

 

①過保護な教育

②過度な安全教育(大人の目)

③子供の自由な時間の減少          

などは、子供から「主体性」を奪う大きな要因といえるでしょう。

そして、学習面においては、「こうでなければならい」という知識先行型の学習法が子供の「主体性」を奪っております。

まずは、子供が自分の判断で責任を持って行動できるよう教育していく事が必要で、それが主体的に難局(学習)に立ち向かう事ができる子供を育てるのです。

 

「可愛い子には旅をさせろ」

 

とは、よく言ったものです。幼児期から学童期へと成長するのは、小学2年生前後と言われております。この主体性が成長する時期に、確実にそれが育つよう、子供に辛い道を行かせ、自分の責任で判断し「壁をのりきる」トレーニングをさせる事が重要なのです。

 この重要な時期に、この主体性が成長できないと、今後常に「逃げと言い訳」の人生を進んで行く人間になってしまいます!

 

寺子屋一心舎では、最も重要な教育の一つと考えており、学習・生活面から子供の「甘え」を取り、主体性の育成を行っております。

 


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