塾長つぶやき㉑伝統と差別

最近話題の相撲での出来事より

何かと話題にのぼる、相撲協会の出来事より、女性が土俵に上がって救命を行った事について…。賛否ある話だと思うけど、普通に考えてしまえば「救命」が優先されるべきであり、多くの人が当たり前に救命措置は妥当であったと思う事でしょう。勿論私もそう思います。

 

しか~し、それを良しと思わない人がごくごく少数いる事も確かな事であるという事は、今回の一件からもお分かり頂けますね。それは、伝統とか差別とかいう話では到底なく、その人(団体?)の強い考えや思い、その人の色濃いアイデンティティーの部分に因果しているのだと思います。

それが、今回のような一件や、強いて言えば様々な思想団体が引き起こす重大な事件など、大きな社会問題に発展する事も多々あります。

 

こうした問題は、一側面(一般的な考え方)からみれば、圧倒的に反社会的と思われますが、その根底にはどのような問題があるのでしょうか??

もう一側面、つまり今回で言えば相撲界側からの視点になってみて考える事も重要なのではないかと思うところで、女性差別と思われる今回の言動は、彼らの「伝統」という中ではどの様な意味があるでしょうかね~?

 

私には、わかりませんが、仮に「相撲」が日本文化継承の一旦を担っているのであるとするならば、「日本」その物の歴史を振り返り、今後どう考えていくべきなのかを「我々」(一般的な考え方)が議論していかなければ、「日本」その物のアイデンティティーの改善にならないような気がします。

 

結びに:

現在の民主主義に代表される「多数派上位」という考え方のリスクは、こうした多数世論による議論の低下を招き、少数派の極端な言動を助長してしまうところかと思います。

ちょっと話は飛びますが、皆さんも子供の言い分(少数派?)を良く聞いて、相手の立場になりしっかりと子供と議論する事をお勧めします。

 

案外、大人の常識は既に時代遅れの負の遺産となっていたりしますからね!例えば、今回の一件ように…。