塾長のつぶやき⑮考える力と集中力

集中力が無いから考えられない?

 日常、子供の様子を見ていて「集中力が無いなぁ~」と感じる親御さんも少なくないでしょう。その結果、学習においても集中力がないからしっかりと問題を読んだりできないのかな?と思う事があるかと思います。


 しかし、この順番は逆で、集中力がないから勉強が手につかなかったり、簡単なミスをしたりするのではないく、興味や関心が無く、考えるという作業を行わないから、生じてしまう現象なのです。その証拠に、どんな子でも一部自分の興味のある事においては、集中力を発揮する子が多く見受けられます。それは、それに興味があり楽しめるからこそ、色々と考えて行動ができているのです。そして、もう少し言及すると、楽しいからこそ、作業効率が上がり理解度がイヤイヤやっている事に対し飛躍的に高くなります。この、興味・関心の幅が広ければ広い程、学習という局面においても、積極的に集中力を発揮できるようになります。同じ事をやっても積極的に行う子はイヤイヤやる子に比べて前記の通り、理解度は上がり結果成績向上へと繋がります。


 つまり、集中力とは興味・関心から始まり、それをより理解しようとする「考える力」が引き金となり、発揮される力なのです。勿論、スポーツのような瞬間的な集中力とは意味合いが異なりますが、この考えるという行為の持続力こそが、集中力の持続へと繋がって来るのです。


 幼児期・学童期は単調な狭い範囲での学習をさせるのではなく、広く沢山の経験を積ませ、自分で考える練習をさせる事こそが、将来、幅広く興味・関心を持つ事ができるようになり、それが学習へと響いて行くのです。