塾長のつぶやき③新学習指導要領

皆さんもご存じの通り、平成23年度より順次小中高の学習指導要領の改定が行われました。では、その指導方針をご存じでしょうか?それは、これまでの「つめこみ」でもなく「ゆとり」でもない生きる力なのです。

以下、文部科学省新学習指導要領より引用

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【生きる力を育むために、子どもたちの未来のために。】

新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。
これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でもありません。
次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしい。そのような思いで、新しい学習指導要領を定めました。
「生きる力」を育むためには、学校だけではなく、ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切です。
子どもたちの未来のために。
新学習指導要領、スタート。

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私は、これを見た時に、国は現状の日本において①家庭教育 ②地域コミュニケーションが崩壊してしまっているという事を分かっているのだと安心をしました。

しかし、これが「学校教育」という現場でどこまでできているのか…。二人の子を持つ親、また一社会人として疑問を感じております。なぜならば、今の学校の先生はそいう教育を受けて来ていないから。これまで「勉強と集団生活」を教える場であった「学校」がこれからは、「勉強」+「しつけ」を強いられる事に他なりません。昔は、子供は学校以外の場所でたくさんの事を学ぶ事ができたのです…。日本を支えていたのは、学校以外の教育の場にあったのでしょう。