学習指導要領である生きる力は小学生の時にしか成長しまえん。
生きる力=基礎学習能力

「人間力」=「生きる力」の教育→学習能力に直結!!

学力差はなぜ生じるのでしょうか。


昨今、子供を取り巻く環境は大きく変貌を遂げております。

文部科学省における指導要領の改定においても、子供の教育環境の低下が指摘されており、イジメ、不登校、引きこもり…そして学力低下、社会不安へつながっているとされ、その対応は重要視されております。指導要領その物のタイトルも「生きる力」として、教科の学習以上に思考力・表現力・判断力を事例とあげ、その教育にも力を入れているのです。本来この「生きる力」の教育は地域・家庭が担っており、これまでの日本の社会にはあたのです。実は、これこそが学童期の「学習」における本質的な「基礎能力」へと繋がっていたのです。そして、その世代が近代の強い日本を作り上げてきました。しかし、現代社会においてはそれが欠けてきているのです…。

「生きる力」とは「基礎学習能力」であり、様々教育要素が複合的に必要とされます。これをやれば良いという事はありません。普段の家庭での教育方法、勉強方法一つで学力差が大きく開いてしまいます。学校、地域、家庭が協力しもう一度その重要性を見直す事が必要なのです。

 

 

【基礎学習能力こそ学力差の根源】

〇12歳までの基礎学習

人間の発育において知能発達は12歳程度までに約100%が成長しきると言われております。よって、学習においてこの時期に最も注意力を注がなければならないのが、「知能」すなわち「基礎能力」は、家庭での教育方法や普段の学習方法に左右される事が多いのです。

 

〇基礎学習の欠落

学童期に間違った学習や教育を続ける事は、その後の学習力の伸びに大きな障害を引き起こします。中学生以降に学力差が顕著になるのは、これが原因と言えます。間違った学習法とは知識・技能を優先させたパターン教育です。同じことを繰返し行ってできるようになる学習は、ただの知識にしか過ぎません。本来の学習に必要な「基礎学習」を考えましょう。

学童期までに習得したい基礎能力

「生きる力」は小学生の時が勝負。成長段階に応じた学習が必要です

「ジャクソンとスキャモンの発育曲線」と「ベイレイの知能発達曲線」

知能神経系統は、生きる力に直結します。
12歳までに成長が止まる能力は、小学生のうちに!

上図は、人間の成長過程における系統毎の有名な曲線です。「ジャクソンとスキャモンの発育曲線」と「ベイレイの知能発達曲線」と言われており、ご覧のように神経・知能系統はかなりの弱年齢時形成が確立されます。学習という側面から見ますと、神経・知能系統は思考能力などと比例しており子供の発育期及び、学習進捗を統合して考える必要があります。

 

①あまりに神経・知能成長が未熟な状態(~5・6才)での「学習」はその発育を妨げます。

②12歳前後以降は神経・知能成長の成長が止まります。つまり、思考回路が確立されてしまいます。

③つまり、初等教育時期の「学習方」がその人間の思考能力に大きく影響を及ぼします。

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