コミュニケーション力を鍛える、小学生むけ指導塾

コミュニケーション力は学習力に直結します

小学時代に養われるコミュニケーション力


 イジメ、不登校、引きこもり・・・。昨今のこうした問題の原点はコミュニケーション能力の欠如にあります。近年の家庭・地域・社会のコミュニティー活動の欠落が、こうした社会問題を引き起こしていると言えます。そして、これが子供達の学習能力の低下も招いているのです。子供の教育においては、この現代社会の希薄となったコミュニケーションを理解し、子供を早い時期から社会生活=集団生活へと順応させるべく経験を積ませる必要があります。

 では、このコミュニケーション力が「学習」においてどのような影響を及ぼすのでしょうか。コミュニケーション力をはじめとし、こうした対人能力は、実は学習のあらゆる局面で試されてきます。

 例えば、「試験」です。試験は、出題者とのコミュニケーションと言えます。出題者がどのような意図で出題し、問題で何が聞かれているのかを素早く判断するのは、難関大学入試で問われる能力の一つで、小学校1年生の「テスト」でも同じことが言えます。

勿論、学校の授業は全てコミュニケーション能力が試されます。人の話を聞き、理解し、分からなければ聞く…。これができればまず、学校の授業で落ちこぼれることはないでしょう。

また、当然社会人となればこのコミュニケーション力自体を「学習」する必要性が生まれてきます。

 このように、コミュニケーション力は人として原点であり、当然学習においては必要不可欠と言えるのです。

 

 コミュニケーション能力を養うには、まず第一に「自分の考えを持つ」という事が重要です。言い換えれば「自分で考える事ができる」という事です。自分がこうしたい・こうであるという意思が無ければ人と話し合う事はできません。次のステップでは、「素直に自分の考えが人に伝えれる」必要があります。これが欠如すると自分に自信が持てず「これを言ったら怒られるかな~、ダメなのかな~」と間違ったいたら嫌だなと不安を持ち、人と話す事自体に恐怖を感じ始めてしまいます。尚、子供がグループの中で協調性を持って活動できるのは早くても6歳ぐらいからです。幼児のうちに多くの親御さんが期待するようなコミュニケーションが取れる必要はありません。
その為にには? 

<幼児期>

・自由に子供が遊べる機会を増やし、子供自らの意思で遊べる環境をつくる。(あらゆる事象に興味を持たせる

・何事にも断定的な結論を言わず、子供と対話をしその中で「正解」が見つけられるよう接していく。

失敗を恐れず/怒らず、まずは自分の考えで行動させ、経験させる。

<学童期>

・自分の考えや/意見をしっかりと持てる為の時間を与える(まずは自分で考える)

・子供の意見を尊重を極力否定しない。否定が必要な場合は理由をきちんと理解させる。(理由を「言う」のではなく「理解」させる事が一番重要)

・①自己主張の強い子他者観察力の強い子の2パターンが存在する事を知って頂きたい。必ずしも両方できる必要はなく、その子の特徴から考える事も必要。必要であれば、苦手な方を指摘し、粘り強く対話をしていく。(子供の個性なので、これは一生変わりません


 ▼寺子屋一心舎 【探求力エンジン教室】

授業(例


寺子屋一心舎では、プログラム授業において、グループワークとして以下のようなワークシートを使い、授業を行っております。

 

①テーマ説明・問題提起(課題発見)

②個別ワーク(自分で考える)

③考察/相手の気持ちになる(人の意見を聞く)

④ディベート・内証・再考(もう一度考える)

⑤グループや個人でのまとめ(整理する→再課題の発見)

 

こうしたステップを繰返し行う事で、自分の意見の確立→他人の意見を聞く→考察するというスキームを習得していきます。