続報:大学入試制度改革

大学入試制度はいつ変わる!?

これまで、中教審が発表してきた平成30年度を目標とした大学入試制度について、今年6月に続報が流されました。以下はその詳細となります

①大きな焦点となっていた「センター試験」→「達成度テスト」への移行は2021年度春(大学)入学予定者を対象と、移行する。つまり、現小学校6年生から、その対象となる。

 

②出題は現状の6教科29科目から、発展レベル(大学入試採用)では、教科の枠組みにとらわれない「総合型」や、複数の教科・科目にまたがって出題する「合教科・科目型」の問題を新たに採用する。

 

③試験内容は「1点刻み」の成績表示から、試験の素点を基に数段階のレベル別に表示され、「限られた一部の能力を評価するのではなく、多面的・総合的に評価するものへと転換すべきだ」とする入試改革の方向性を明示することで、知識偏重からの脱却を目指している。また、合わせて徹底した「思考力」の評価という言葉も強調されている。

 

勿論、こうした大学入試制度改革の施行を前に当然、高校入試制度の改革が進む事は言うまでもなく、知識編重では入試に立ち向かえなくなるという事を承知しておいて頂きたい。

 

 

▶高校入試・大学入試制度改革セミナー開催